僕と同じくらい悲しい人間は存在しない。

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得意なことだけやってきた。

幼稚園の時から自分の知識量をひけらかし、小学生の時にはクラスの流行を裏で操作していた。中学は背泳ぎの飛び込みをひたすら一人で磨き、高校では文武両道学校でトップさらには芸術を楽しんだ。大学ではひと時も酒を飲むことをやめることはなく、後半はお金を稼いでおり中退も必然。当然のようにIT企業で出世ルートに乗っている

私は天才だ。ずっと前から知っている

得意なことしかやらないからだ。

周りの人間に自分が天才であることを認めさせ続けてきた。一筋縄では行かないこともある。しかしながら、どんな手を使ってでも向こうが私に対して目の色を変えるまで粘るのが日常だった。

中学生の時、ある友人に言われた。

「お前はなんでそんなに自慢するのか」

涼しい顔で答えたんだけど、言い方は最高にねちっこかったな。

「自慢することがたくさんあるからね」

彼とは3年間連絡が取れない。でもその時の前後から僕は人の個性をみるようになった。なぜこの人は生きているのか?この人に何をやらせたら輝く成果が出るのか?得意なことはなんだろう?なんのために生きているのか

自分に自信がなくなったら、俺のところまで。受け付ける