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古田更一は
モテる。
…。
不愉快だが、これが世界の真実だ。俺はモテる。なぜかモテる。
が、ここで大事なのは、
本当のイケメン
かどうか
ということだ。
男性は化粧をしないから、有る種損をしている気がしている。逆に女性は化粧のしすぎで有る種損をしている。
逆に言えば、自分のために男性はちょっとでも人生全体をエレガントにクールに意識してオサレになれば幸せになれる。
が、ここで見た目がイケメンになれとは言っていない。
古田更一は
モテない。
不愉快だが、美人の母親と時田ロルフに言われ続けてきた。
ようは、美の基準は人それぞれなのだ。
あまりに主観に酔うのは危険で女性の悪い癖だ。
が、主観であることを意識しながらも、独りよがりなナルシズムなオサレ、美意識を磨くのは悪くない。
別に東浩紀や古田更一になれなくていい。
むしろ自分が根源的にカッコいいと思う美学はサポーターかもしれないし、会社で東浩紀や古田の哲学を応用するヒーローだって必要だ。
男性こそ意識してオサレすればいい。
思えば、美の基準のボキャブラリーが少ない。いい大学へ入っていい会社へ入ってもしくはいいスポーツをしてというのが男性のキャラの能力主義を現している。
LGBTや女性になれとは1ミリも言わない。弱者キャラや鬱病キャラになれとは言わない。
能力の求められるところに1つの無駄な余暇を入れるだけでも、楽さや充実感は出るし、女は化粧して平均的に自己実現できるなら、女性を見ならって男も男なりに余暇を使った自己実現を発見するべきである。
意外にも男性特有の能力主義が単純な自己実現というリア充のつまらなさを発生させて、逆に負ける方はルサンチマンを発生させる。両方ともボキャブラリーが少ないのだ。
美学はしょせん自意識なんだから、自分なりに美学を磨けばいい。なお意識した自意識なら、反省があるからどうにかなる。
なに、バレンタインチョコ17個もらい相次いで告白されて美人な母親からも愛された俺ですらモテナイと断言するクズたちは地球上に2人以上もいるのである。
自分の美学を。
イケメンになるのは、ラーメン並に簡単なライフハック、自己実現なのだ。