古田更一の母ちゃんは「母ちゃん」じゃないゾ…。なぜ古田更一の母(他称)は東浩紀や東海オンエア、宇野常寛、大塚英志、宮台真司、坂口章に匹敵する女流批評家なのか?

「私が更一の母親である

根拠は…?」

え…?

これが私、古田更一が古田更一の母(他称)と小学生の頃に論争をして負けた1つの象徴的エピソードである。

古田更一「は…?だって顔が似ているじゃん…」

古田更一の母「論点が浅いな、それは。」

古田更一「確かにそうだけど…」

古田更一の母「お前は養子で別の所に本当の本当の本当の母親がいるんだよ。賭けてもいい!結局の所、本当の母親っていうのは本当にこの私である証拠なんてどこにもないんだぜ?それなのに、お前は私がお前の側によくいるからってそれだけで私の言い分や存在を本当の本当に信用できるのかよ?あまりに視野が狭すぎるな。甘い、甘すぎるよ、それは。

母親なんてものは存在しないと

思った方が楽しいぜ」

何故だか怖すぎて、

泣いてしまった。

 これが古田更一の最大の敵でもあり、最大の味方でもあった天才的批評家、古田更一の母親の小学2年生に話すトークである。

 古田更一の批評的手法やアイデアの殆どは、実は天才的批評家である古田更一の母が生み出したものばかりであった。(論破術や価値の相対化、絶望主義、思想としてのグルメ、プラグマティズム、これらは全部、古田更一の母が俺様よりも更にエグい形で、だ)。

 小学2年の時に掛け算割り算をやらされた。

古田「小学2年生はまだそんなに複雑な掛け算や割り算をする必要ない!こんなにやっても時間の無駄!」

 と俺様がビィービィー泣いても、

「だから、

今やるんだろ?」

古田更一の母「東大に東大生が入るのは、当たり前であって、数学のできる奴が数学ができちゃうのは当たり前の話しだよ。だけど、小学2年生のお前が複雑な掛け算や割り算をできたら、

凄いだろ…?」

「なぜかと言えば、ありえないからだ。

ありえない事にありえない形で挑戦してこそ、意味があるってもんだ。お前の言っている事はただ諦めているだけなんだよ。大体、

私は複雑な掛け算と割り算ができるぞ…?」

「ぼ、僕はできなくていい!」(泣)

「馬鹿な事を言うな!大人になったら、掛け算と割り算は誰もが日本人なら一度は通過するんだよ!お前はそんな低レベルな事からも逃げるのかよ!いいか!才能があるとか環境がどうとかじゃあない。

今なんだー。」

「今この瞬間で私が更一に複雑な3桁に及ぶ掛け算や割り算をさせたいと思った。

だから、やるべきなんだよ。」

「そうやって順序立てて、世界を把握するなよ。

生きるって事はメチャクチャなんだぜ?」

こうして僕は論破されて頭が良くなる訳でもなく、ただ「当時の小学2年生では出来るのが難しい」という理由だけで複雑な掛け算や割り算を1日次の日の2時くらいまで解かせられるハメになった。運動神経が悪い子供だからこそ、運動神経が良くなるべきだし、東大生だからこそ、球速150キロのストレートを投げないといけない。私の母はそういうヤツだった。

 母親と論争をして、議論で勝った試しはないし、いつも俺様は母親の幻影に敗北しながら、生きていた。

「私は才能がある。」

「…」

「更一は私ほど才能がない。」

「…」

「だから、努力だけは他の人の10000倍もしないとダメだぜ。お前は私に全てにおいて容姿や頭脳、身体、仕事、ありとあらゆる面で私より劣っているのは誰から見ても明らかだ。私が優秀なのは分かるが、お前はそれにしても、全くと言っていいほどダメすぎる。

拒絶こそ愛情なんだよ、更一。」

「…」

「お前を愛しているからこそ、私は世界中の誰よりもお前に厳しく当たっていかないとならない。お前を甘かしたら、ロクな人間には育たない。」

こうして批評家の母親に言われて、俺様は才能がないからこそ、本をたくさん読むようになった。母親の直感的なニュアンスでは、

読書という努力をしている時点で、

敗北なのだ。

母親は

努力をしないで

本を読まないで

男性という性別じゃないで、

あらゆる人間をいつでも議論で論破できるほどの知識と頭脳、IQを持ち合わせた

古田が今まで会ってきた人間の中でベスト5に入るほど頭脳指数が高い人だった。彼女曰く努力をするのは当たり前だが、凡人的な努力はしない人だった。

不利な状況でもいつでも勝って、いつでも笑っていた。

それが最悪な母親である。

 批評家に私がなってしまったのは、単に母親から批評的着眼点の英才教育を受けたし、母親の遺伝子を濃く受け継いでいるからである。が、

古田更一では、古田更一の母のスキルに逆立ちしても勝てない。

 私はあくまで彼女の模倣で、彼女はあくまで天性の天才だからである。

 母親が本当に母親なのか?も母親?から最悪にも(幸運にも?)教えてもらったし、あらゆる事は努力で突破せよと才能を認めるが故に彼女はよくおっしゃっていた。

 俺はこのライバルだけには勝ちたい。

 勝って、決着をつけたい。

 絶対に一度は議論で勝ちたい。

 批評家YouTuberの原点は、母親がそもそも批評家そのものだったのである。

  母親の劣化コピー、いや母親の全てをひっくり返したのが

この古田更一である。

 社会的成功者の勝者に二世でも勝ちたい…。