イデア・ランドのYouTuber

 YouTuberの病っていうテーマを用意されたんだけど、そもそもアニメのキャラクター、神みたいなもんを人間へYouTuberも登録者も求めている時点で無理があるんですよね。というか、闇すぎの病みすぎw.

 YouTuberに答えを求めても100%無駄なのは、

宗教自体も冷笑しているし現実主義者も馬鹿にしている、

宗教と現実主義の悪いとこどりだからなんですよね。

 YouTubeは答えを全く貰いにいけないことこそが重要だと思った方がいい。

 要するに、YouTuber自体にハマることが良くも悪くも不健全なわけ。

 登録者たちに誤読がよく多くてライフハック系チャンネルばっかたくさんあって見ていてもほとんど成功できないのも、自分にとって都合の良いものしか見たくない心の弱い人々ばっかなんですよね。

 だから、登録者の殆どに微塵も期待できないし、その点では東浩紀&宇野常寛&落合陽一の言う通り、SNSに一ミリも期待ができないのはマジで正しいのだと思う。

 要するに、YouTuberも登録者も殆どが単純な問題につまづいていて、感情論と心の弱さを客観しろ、これだけしかなくて、逆に言えばこれをクリアできないダサい層ばかりが演者と登録者で共依存するから、もうあまりに簡単な問いすぎて、逆に言えば、簡単な素朴な問いがまずできていない時点でもう手遅れな人々しかいないんですよね。

 だから、既にオワコンと言えばオワコン。

 が、これだけ現実の話をしても埒が明かないから、もうちょっとだけ希望を語ると、

 お笑いっていうのはキテいると思うんです。

 ここで改めてちょっと難しいことを話すけど、戦後日本人は西洋近代のイデオローグの宗教で作った国で敗戦後そこにアメリカ哲学を足した変な国なのよね。

 んで、問題は西洋近代の呪縛したプラグマ型の哲学じゃなくて、いまだに足を引っ張っている戦後民主主義のイデア、西洋近代合理主義という名の宗教、イデアなわけ。

 このYouTuberブームっていうのもかなりイデアに引っ張られていて、人間を神の如く信仰する宗教団体だらけと変わらないのよね。ただ冷笑しても埒が明かなくて、ひろゆきさん達は冷笑する男同士で論破という名の現実ではあり得ない過剰理屈で共依存している時点でこれはこれで悪質な宗教団体なわけで、まあ搾取されてもやりがいはあるしひろゆきさん自体は頭が良いからいいんだけど、もうイデア、西洋近代の合理的であることこそが神なんだっていう典型的な宗教的ロジックで戦後は動いているのよね。

 でも、アメリカ、プラグマティスト、実務主義者は嘆いたフリをした宗教団体っていうひろゆき型じゃないわけ。むしろ嘆く現状の上でどう切り抜いていくか?!っていう発想がある。

 友達も恋人も根源的に見たくないメンヘラたちの共依存空間の上で、弾けるぐらいリモート会議を笑いにしちゃうジャルジャルだとかマジギレで動画をぶち壊しにいく貴ちゃんねるずは、笑いというメタを使って日常そのもののイデア性をぶち壊しているよね。だからっ!ひろゆき的意識低い系って、まあ東浩紀的なポストモダン冷笑主義って言い換えてもええけど、もう効果が切れていて、もう若い大学生たちは自分たちが一ミリも興味ない大学の授業をやっていることを恥ずかしいことだなって薄々思っちゃっているのよね。そのズラしこそジャルジャルのリモートでふざけるっていう過剰な現実の真面目をクスッと笑うってことだと思う。ひろゆき=東浩紀的な冷笑と違うのは、もう下世話に現実と付き合うしかないんだっていう開き直りはやめようぜ!ってことなのよね。

 ちなみに歌い手のシリアスさもそうで、意外にももう意識高い系でやるしかないべ!って若者の中でも反乱は如実に出ている。

 まあひろゆきだとかライフハックだとかいう真面目ぶったものこそ終わっていて、ジャルジャルや歌い手っていうまあ不謹慎系を入れていもええけど、とにかく徹底的にサブカルチャーにこそ政治性やプラグマティズムはあるんだってことは再三に渡って強調したいと思うな。

 ああ、本当に声が大きいだけで、SNSってくだらない宗教ってだけに尽きるんですよね。