時田ロルフの圧倒的教養なる怪物性。偉大なる西部邁と藤井聡、中野剛志の真なる後継人。

 ドイツ戦争遺跡を歩き回ったり世界中を冒険する彼の異常性は一ミリも共感できない。

 世界を旅するとよく詐欺にもあったりするらしい。だから逃げたり大変だよと言うのだけど、だったらそもそも世界中を旅したり多言語を勉強する意味が分からない。大体福島原発周辺へ行く時も僕は断ったけど、彼は保守主義者としてちゃんと現場を見なければ…とちょっとおもしろ主義な古田のチャラさとは一線をかいた正統派だと思う。

 古田は理解のできる秀才な天才だけど、時田ロルフは本当に日本語が通じているのか疑わしいほどの鬼才だ。正直なところ古市憲寿が古田だとしたらロルフこそ落合陽一に近いと思う。古田が言っていたが、浅田彰と柄谷行人みたいなもんかも。落合陽一に至っては寝不足な感じもそっくりだし。古田は要領はいいけど、割と俗だったりする。だけどロルフは旧日本語の勉強をしていて江戸時代の書物を読んだ経験から批評を書いちゃうなど、戦前民主主義論もそうだけど、本当にロルフにしかあれらのテーマは書けないと思う。違う時代の違う世界からやってきたエイリアンっていうのがロルフへの印象で、古田は安心はできるけど、ロルフこそ安心ができない。むしろ皆は誤解していて、古田が怖くてロルフこそ優しいと勘違いしているけど、古田こそ本当は俗でロルフこそ本物だという面は否定できない。実際カオスフォレストの突拍子もない鬼才な部分は古田よりもロルフそのものの人間性が象徴してるのは否定できない事実だろう。あくまでロルフが思ったことを言語化してトレースしているのが天才と言語化可能な古田かもしれない。古田の才覚はなるほどねと納得できるけど、ロルフは旧日本語やドイツ語、中国語などなどの辞書を片手に書物を読み漁り、ああ気づいたけど純粋なアカデミック性の凄みは彼の方かもしれない。アインシュタインなんだよ。時田ロルフは。学術書を日夜辞書引きながら頑張らず、ちゃんとぐっすりと寝てほしいなと凡人の金持ちなる勝ち組としては切に願う。