【20年代論客】古田更一はなぜ東浩紀&東海オンエア&落合陽一&浅田彰&坂口章&宮台真司を超えたのか…?

静「昨年から颯爽と現れた古田更一現象って自分ではどう総括している?」

古田「う〜ん…。単純に自分より頭の悪い

   人々が活躍していて、ラッキーだった

   だけだと思いますよ。これが浅田彰や

   宮台真司が先人、ライヴァルだとした

   ら、かなりキツかった…」

静「どういうこと?」

古田「単純に闘い方が普通に強いか弱いかっていうわけで、あんまり言いたくないけど、

  東浩紀さんから落合陽一さんに至る現在の図式は、ある意味でいうと屁理屈的な

  マーケティングすぎる手法でしょう。もちろん彼らの言説のレベルは高いことは認める

  けど、前者は若者特化の彼らのコンプレックス情弱商法、後者は国家と市場が認めれば

  オウム的な宗教も宗教じゃないんだよな〜っていう単なる屁理屈。そもそものやり方が

 汚いんですよ。それでいくら拡散数を増やしたところで、やっぱりマーケティングをやり

 すぎたというツケは払わないといけないし、彼らもどこかで罪悪感っていうのがあって、

 そこの不徹底さをカオスフォレストが突いたのがウケたんだと思う。若い子だって、パワハラも宗教の養分もごめんだよってやっぱり薄々思っていた。そんな酷い目に遭うぐらいなら、同世代の古田と共闘したり、宮台や浅田みたいな見るからに怖い先輩の方がいいよねって」

静「宮台真司や浅田彰もしょうもないマーケティングしてないの?」

古田「うん。してるよ」

静「じゃあ彼らだって…」

古田「それは違うよ。ターゲットにしているやり口が卑怯じゃないってところにある。宮台

 真司はあえてとか言ってあまりにおかしい天皇主義とかいきなり言い出すけど、アジって

 いるとはいえ、あくまで強者を脅かそうとする勇気っていうのがある。それに露骨すぎて、初めから自分は危ないですよ!っていう優しさがある。小林よしのりもそうだけど、本当に優しいのは、初めから論破されるような極論言う奴ですよ。彼らこそ根は優しい。

浅田彰もすげー面倒臭いよね。初めから喧嘩上等だし、わざと嫌われる大人キャラをやってくれている」

静「アキラ3兄弟。坂口章=浅田彰=橘玲」

古田「そうそう。だけど、0年代以降の論者っていうのは、まず信者、若者と若者同士でしか向き合っていなくて、前者はそこで内ゲバをして、後者はそこで嘘ばっかつく自分に嫌気がさし、逆ギレ的に近年イライラしているわけ。でも、いや、アンタら、自分の戦略の短期性のツケを払わされているんじゃないの?と言いたくなる」

静「黒瀬陽平…、古市憲寿…」

古田「そう。別にあんなの初めから浅田彰のように無視するか、宮台真司のように徹底的に嘘丸出しでニコニコしてあげるか。これぐらいの強かが必要だと思うんだよ。だけど、彼らはマーケティングをしていることを戦略だと言い換えて、逆ギレ的に黒瀬と古市が悪いっていう話しにしちゃう。全面的にはその通りだけど、そもそもあの二人がそういう胡散臭い奴らっていうのは大体分かる話しで、そんなゼロイチのリスク計算で切ったつながったっていう極端さがちょっと分からない。初めからあえてだと思ったら、あえてじゃあなかったの!?というか…」

静「黒瀬や古市を見下して載せているつもりが、反乱されると逆ギレする…。これじゃあ

 マーケティングをやっている方がマーケティングによって反抗されている…」

古田「というよりも、黒瀬も古市も人間なんで、牙はあるでしょう。大体、僕だったら、

 あんな厄介そうな人間を懐柔しようとは思わない。危なすぎる。静くんみたいなもんで、

 普段から弱ぶった顔をしている奴こそ戦略なんだよな。だから本当はめっちゃ強いわけ」

静「えへへ…。照れるね」

古田「っていうわけで、単純にマーケティングを一ミリもやらないからこそ、ヘラヘラと

  ジワジワときたんじゃないの?大体のところ、セラピーの匂いっていうのが家族の哲学

  にもデジタルネイチャーにもしちゃう。その匂いに酔っている間はいいけれど、

 ちょっとキツくなってきたな…っていう人々がこっちへきている気がする。言葉だけ優しいのはもういいよって。大人なんだから素直に俺らへ怒ってよ!というのが、最近多い。幸か不幸か古田信者によく説教してくださいっていう挑発はよくきていて、ぶっちゃけダルいからうんざりするんだけど、今の若い子、というかめっちゃ若い僕が言うのも変だけど、今の若い子って強烈な感情の発露、生のリアルっていうのに、すげー飢えているんだと思うな…」

静「でも、宮台真司や浅田彰に古田更一って似てなくない?

 ナンパもしないしピアノも弾けないし…」

古田「だから、反転して東浩紀や落合陽一に似ているんだと思う笑。俺の説教なんて、ちょっと説得力がない笑。彼らのネガみたいなもんで、過剰すぎる日常主義っていうかさ。宮台真司や浅田彰の時は、そんな自明なことは当たり前で説明もされずに、自明だった。でも、今はその自明性に底が抜けちゃって、二人、まあ新人類ができていたことに今の若者が驚いちゃっているという奇妙さが起きているんだと思う」

静「最近、宮台さんがネチネチとカオスフォレストへ絡んでくるのも…」

古田「よく分からん奴らだからかと笑。まあ根幹的には宮台さんは僕らへ呆れられていると思いますよ。なんだよ、こんな俺らができた日常性、勇敢さ自体で驚いているのかよ…って。でもね、それはむしろ嬉しいことで、理屈をバンバン出して宮台真司や浅田彰を乗り越えたっていう天才若者キャラで短期的に彼らを騙す手法は、もう先人の若者キャラたちがやり過ぎた。んで、そこの限界が見えてきたわけ。だったら、初めは宮台も浅田も彼らと同じ世代の偉人たちへ、俺たちはメンタルが雑魚だよって露骨に見せて、ぶつかって喧嘩して、最終的に仲良くなるかもしれないっていう命懸けの飛躍に賭けるしかもうないんだよ。そこで大筋はボロボロってかんじで、仲良くなれないと思うけど、ワンチャン一人でウチを雑魚の癖に面白い!と思ってくれたら、それでもう言いわけ。先人よりも小賢しい理屈が回る経験値の浅いクズですよ!ってバラした上でいくしかない」

静「でも、星野源じみたフェイスの浅田彰は涙をボロボロ出して、古田に感激しているんじゃないの?星野源の恋とか歌ってさ!古田が東浩紀曰くオワコン浅田彰をこんなに持ち上げて、構造と力が今、若い子たちがたくさん読んでいるじゃん〜。もう客観的に見て、浅田彰って誰それ?笑、だったわけでwww。でも古田の話しを聞いて、読むと、もうすごい面白いし、その反響さもすごいじゃないですか。よーし、こんなすげー若者いんかよ、俺らも頑張らなきゃ!ってかなり焦ったよ。しかも役に立つ。俺自体もそうやって哲学書を普段読まないのに、浅田や宮台は読むようになった。んで、未だ人気のドラム叩きYouTuberの宮台さんはともかく、オワコン認定されていた浅田さんは喜ばないの?」

古田「いや僕には怒っていると思いますよ笑」

静「え…?笑」

古田「というか、呆れている。僕自体はちゃんと読めるけど、彼のテキスト自体がそもそもチャート式で簡単なのに、経験知の浅い今の若い子たちはあれをめっちゃ難しいと思っている。だから、どんなに頑張っても、今の若い子たちへ浅田彰を説明しようと思ったら、東大に入っても本当に幸せか?だとか、逃げろや逃げろ!スキゾキッズなど、浅田彰が当時一番軽蔑していた表面的な浅田彰のハウツー的手法でまずは教えることになっている。これ一見すると、浅田彰自体が怒ることだと思うのよね。浅田彰がFateだとしたら、FGO的に微少女キャラ化された英霊AKIRA ASADAを召喚したマスターが古田更一w」

静「ヤバいじゃんwwwwww」

古田「そう、ヤバい笑。ただね、浅田彰へ強烈なカウンターを食らわすとしたら、何事も徹底したら、最強だぁ!っていうのがあってさ。バカだってちゃんと極めれば、ヤンキーで超強いのよ。ハウツーやチャートも徹底したら、もう最強なわけ!バカさ加減、プラグマティズム、実務主義だって根源性まで要求したら、もうそれは武器な訳!そうやって80年代のダメだった方の浅田彰を徹底性でゴリ押し的に読み替えることが、最強のプラグマティズムってことで、浅田彰もこんなバカすぎるヤツはしゃーないと諦め的に認めると思う」

静「でも、そうなら、東浩紀や落合陽一、古市憲寿、三浦瑠麗みたいに超エリートキャラでよくない?実際のところ、宮台真司や浅田彰よりも今は彼らの方が影響力あるし」

古田「だから、経験がないんだって笑。雰囲気で分かるじゃん。彼らは学生運動の最後の世代でソ連の崩壊とかだって間近で見ていた。柄谷や吉本が今読んでも凄みがあるっていうのは、戦争だったり、本当の喧嘩だったりを知っているからなんだよ。これは理屈で言ったら、バカじゃん、勝ち負けではコスパ悪いやん、終わったことじゃん、なんだけど、迫力だったりとか言葉の強度っていうのが違うんだよ。結局のところ、100年後までジワジワと影響を出すっていう時には、こういったガムシャラさの方が人を動かしちゃう。東浩紀も喧嘩したり、ゲンロンはじめた方から大変だけどどこかイキイキしているし、落合陽一も古市憲寿と喧嘩し出して、老けてきた頃から凄みが出てきた。これ、デビュー時の彼らの戦略論の方が世間の勝敗的には評価されているんだろうけど、二人とも年取った後の方がカッコいいし、強度を増しているよね」

静「ちゃんと読んでいるじゃん」

古田「二人のはほぼ全部読んでるよ笑。中森明夫と糸井重里みたいなもんでさ、宮台や浅田みたいな怪物級にはベタベタ行くけど、屈折した糸井さん系にはアンタぁバカぁ?っていきたくなる…」

静「なるほどね」

続く…