「原作の無効化」という大問題〜有名作品の続編を見て思ったこと〜

最近放送しているアニメのラインナップを見ると、古い作品の続編がいくつか見受けられる。「半妖の夜叉姫」や「ひぐらしのなく頃に業」は、その代表例だろう。
しかし、こうした作品を見てると、重大な問題点があると気づいた。私が「原作の無効化」と呼ぶ現象である。

これは一言で説明すれば、名作のハッピーエンドを台無しにしてしまうということだ。
洋画で言えば、スターウォーズの新作(EP7~9)が批判されがちなのも同様の理由だろう。
私自身も、「ここで終わってれば完璧だったのに」と思う作品が少なくない。
北斗の拳も、ラオウを倒したところで終わっていれば、どれだけ綺麗にまとまっていたことだろうか。

こうした続編の何が問題かと言えば、作品の魅力が台無しにされることだろう。
例えば、Fate/stay nightのセイバールートと凛ルートは、あくまで「成長途上」の物語であるため、続編や後日談を作ってもあまり違和感はない。だが、桜ルートはありとあらゆる意味で「決着がついた」話であるため、そこから続編を作るのは興醒めする。
読者からすれば、「今まで自分は何を読まされてきたんだ」と思うはずだ。

制作陣からすれば、古典的な名作の続編を作るのは楽だ。マーケティングやブランディングの手間が省けるし、アイデアも出しやすい。
だが、原作の結末を無効化するような続編はやめてほしいものだ。

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