みんなおカネが欲しいんじゃあなくて、おカネを貯蓄することによる安心、ステータスが欲しいんじゃないかと。
隣の億万長者という本の統計調査とフィールドワークでは、億万長者は案外、普通の家に住む共働きの倹約家だということが分かった。
んで、私の知り合いに600億円持っていたり、普通の金持ちもいるが、まったくカリスマ性はない。
ニュースピックスやホリエモン、ビジネス本をぶっちゃけあんまり読んでなさそうな人々に案外ゴロゴロと金持ちは転がっている。
静さんを含めて、億万長者の知り合いも含めて、人間的には魅力はあるが、如何せんクセは強いし、めっちゃ神がかっている!っていう才能は感じない。
むしろ、堅実さと人に好かれない強さを持ち合わせている。
しかし、ホリエモンもビジネス本もニュースピックスもなぜだかSNSを前提にしたビジネスばかりだし、夢を語り、ぶっちゃけ成功できるか分からんが、正直、ワクワクする。
んで、世間の金持ち有名人と言われる方々のほとんどは、ビジネスそれ自体よりも、ビジネスキャラを演じることそれ自体でおカネを稼いでいる。
もしかすると、僕たちが欲しいのは、おカネではなくて、貯蓄する自分、もしくは、大量に消費しまくるビジネスキャラかもしれない。
本当の金持ちは金持ちでカネまみれのくせに、まだ貯蓄しまくろうとし、超ケチだ。
一方で、ある種の偽物の金持ち、ホリエモンやニュースピックスは、愛や政治まで語り、ばんばん消費をして、むしろNGOのボランティアに近いだろう。
過剰すぎる金持ちたちの静かな偏執と動きすぎる躍動を俯瞰したとき、おカネってなんだろうか?とボクたちは気づかされるはずだ。