MMTとは何か③〜国の借金とは国の義務である〜

前回触れた「信用創造」は、現代の経済を考える上で非常に重大な意味を持っている。
すなわち、世の中に出回る貨幣とは、本質的には負債(債務)なのだ。誰かが借金をすることで、資産として銀行預金が創造され、市場に出回る。これは、借金をするのが政府であれ民間人であれ、同じことだ。

逆に、この世にある全ての負債を返済すれば、負債と同時に資産(債権)も消えるため、世の中からお金そのものが消えてしまう。
日本が財政破綻すると煽る連中は、「国の借金は全て返済しなければいけない」と主張する。しかし、先述した事実を踏まえれば、国の借金をゼロにするなど言語道断である。国債は、税金で返すべきものではなく、借り換えしていくものなのだ。

もちろん、民間企業や個人が借金をしても、お金は増える。しかし、この場合は資産と同時に負債も民間で背負うことにんるため、どこかで破綻してしまう。
歴史上繰り返されたバブル崩壊は、まさしくこの現象だ。投機を目的として民間の負債が増え続ければ、破綻した時には経済全体に絶望的なダメージがもたらされる。

したがって、通貨発行権を持つ国家が負債を背負うことで、民間に貨幣を供給する必要があるのだ。

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